早いものであれから1年がたとうとしている。
私はあの時、マンハッタンから川を隔てたニュージャージーの自宅ベランダで、崩れていくWTCを呆然と眺めていた。あの事件をさかいに、NYに在住をしているすべての人々の取り巻く環境が変わった。残念ながらたくさんの仲間達がNYでの夢をなかばで日本に帰国をした。大げさな言い方かもしれないが今ここにいる自分を振り返り「生き残った」という気持ちでいっぱいである。
テロ後、不意のどん底にいた私を救ってくれたNYのために何ができるだろう。私をはげましてくれた日系コミュニティーに何ができるだろう。また、あのような惨事が起きたときに我々日本人コミュニティーとして何ができるだろうか。
アメリカに着たばかりのひとはやたらと日本人をさけたがる。その気持ちは私にもわからないことはない。私は在米15年になるが、そんな時期もあったことを認める。しかし、同じ日本人で無視するのもおかしい。
アメリカは、それぞれが自らのアイデンティティと文化を持った、人種社会の統合体である。そして、このローカルな基礎があってこそ、グローバルなアメリカ社会が成り立っている。この構造を理解できなければ真のグローバリゼーション(国際化)は到底理解できないし、ダイナミックにビジネスを成功させることはできない。
ここにすむ日本人がお互いに成長できるような環境を作りたい。コミュニティーの意見を交換のできるような環境を作りたい。そんな思いでこのアメリカンドリームを創刊をしました。
ニューヨークエリアでのナンバー1の情報誌として社員一同邁進いたします。今後とも
アメリカンドリームをよろしくお願いいたします。 |