喘息の原因には、アレルギー性、感染性、心因性、自律神経の異常、公害(大気汚染)によるものなどがありますが、必ずしも原因はひとつではなく、これらが重なって発病するケースが多く見られます。また、喘息は季節性を持つのが特徴で、一般に若い人は秋、春、冬の順、老人は冬、秋、春といった順に起こりやすいと言われています。
現在、一般に喘息治療の決め手となるものはほとんどなく、副腎皮質ホルモンのステロイド剤による治療が主になっています。しかし、副作用の問題もあり、また使用をやめると再発するといったことが多く、ステロイド剤は喘息の根本治療薬とは言えません。鍼灸・漢方では、患者さんの体質を虚症(気血が少ない)と実証(気血が多い)の2つのタイプに分けて、それぞれ異なった治療をします。患者さんの体質に合わせて、鍼灸治療、または漢方薬の処方をするわけです。当クリニックに来る喘息の患者さんの80%以上は、「西洋医学の薬漬けが嫌になった」「長年通院したが、改善の兆候が一向に見られない」といったケースです。鍼灸・漢方治療の場合、まず体質改善をして症状を軽減していきます。このような慢性病で悩んでいる方は、6カ月から1年の覚悟で通院すれば、ほとんどの場合、病気が改善、または治癒します。
回答:山口義弘先生(山口鍼灸・漢方クリニック/NY) 212-246-7588
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