2-3日に一度の鼻血というのは出過ぎなので、貧血の症状が出ないうちに耳鼻科検査が必要です。鼻血は大抵片方の鼻孔から出、また鼻血が出た場合、鼻翼を3分間くらい指でつまむと止まります。これは鼻中隔に血管が集まっているためです。
出血の主な原因としては、一番多いのが外傷性(骨折や打撲、指で触るなど)、あるいは、副鼻腔炎、アレルギー、環境汚染などで、これらは結果的に感染(黴菌)を招き、出血を起こしてしまいます。
また、鼻中隔の湾曲もよく挙げられる原因のひとつです。鼻中隔が湾曲していると鼻呼吸の気流が荒れ、eddy(渦巻き)を起こして粘膜の一部がこすれます。これが鼻血の誘因となるのです。同時にこの気流は、いびきの原因にもなりますが、鼻内整形をすれば治ります。血液凝固に問題のある人や、逆に抗凝固剤を必要とする人は鼻血に問題が出ますが、これは投薬によって解決できます。不規則な食生活を送っている人は、ビタミンCや蛋白質が不足がちなため、傷が治りにくくなります。また、アスピリンを服用すると、血液凝固に時間がかかってしまいます。鼻タケ(病名)や悪性腫瘍が、よく鼻血で発見されることがあります。高血圧の人は一般に鼻血が出にくいようですが、一度出血すると大変です。
また、血液は飲んでも問題ありませんが、大量に飲んでしまうとメトヘモグロビンが生産され、胃腸内が黒色化されて、悪心(胸のむかつき)を起こすので気を付けて下さい。
回答:若盛卓志先生(若盛耳鼻咽喉科/NJ)
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