お腹が鳴ること(腹鳴)は、私たちがしばしば経験する問題です。そのために、恥ずかしい思いをさせられることもあります。腹鳴の原因のひとつは、腸内に発生したガスや水分が、腸の活発な動きにより移動するためです。活発な腸の動きの原因がわかれば、治療したり、腹鳴を防ぐことができます。腸の動きを活発にさせる原因は、消化しにくいものや腸を刺激する内容物が通過するためです。また、空腹時に胃酸が小腸に入り、刺激することが原因となることもあります。
消化しにくいものとしては、豆類、香辛料などがありますが、腹鳴の最大の原因は乳糖吸収不全です。乳糖はミルクに含まれており、ミルクと乳製品は腹鳴の原因の要素となります。乳糖吸収不全は日本人に多く見られ、軽いケースでは腹鳴だけですが、重症になるとけいれん性の腹痛、ガス、下痢が症状として現れます。
一番の予防方法は、チーズやアイスクリームなどの乳製品を避けること。その他、乳糖が含まれていない乳製品を選んで買うこともできますが、 Bean-O や、ミルクに加える特別なバクテリア、ラクトバシラスなど(これらの錠剤は薬局で買うことができます)を取れば、乳製品を食べても症状をおさえることができます。
回答:鎌田聡先生(ジャパニーズ・メディカル・センター/LA)
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