コミュニティーインフォ
飲酒の後、いつも突然激しい尿意をもよおします。バーを出る時はトイレに行きたくないのに、外に出て歩きだすと決まって激しい尿意に襲われ、トイレまで我慢できずにいつも道端で用を足さざるを得なくなります。地下鉄に乗ろうとしても耐えられず、階段の陰などでしてしまう始末です。これは体に何か問題があるのでしょうか?(35歳男性)

いい気持でお酒を飲んだ後、トイレに何回も行かなくてはならないのは、うっとうしいものですね。しかし、あなたの周りのお酒をたくさん飲む方に尋ねてみて下さい。同じ悩みを持っている方は意外と多いのではないでしょうか。このような状態は、人間のホルモンとアルコールの関係から正常であるとも言えます。
  人間の体には尿量を調節するホルモンがあります。ビールを飲むと「抗利尿ホルモン」が抑制され尿量が増えます。膀胱は一定量の尿量しか溜めておけないので、トイレに何度も行きたくなるのです。しかし、このような病状を訴える若い男性の中には、前立腺の炎症を起こしている方もおられます。その場合、原因としては細菌やウイルス、まれに真菌(カビ)が考えられ、ドキシサイクリン等の抗生物質で病状は改善されます。もしこれで良くならない場合は、尿道カテーテルで残尿量を測定したり、膀胱内測定や尿道膀胱鏡で結石、腫瘍等がないかどうか検査が必要になることもあります。また、神経性病変も考えられますので、心配な方は泌尿科専門医に相談されることをお勧めします。

回答:光岡洋先生(ジャパン・インターナショナル・メディカル・クリニック/LA)



 

 

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