| 5:銀行口座の開設
● 銀行選びのポイント
まずは数ある銀行から口座を開設する銀行を選ぶ。銀行選びは以下のポイントを参考に。
1)FDIC(連邦預金保護局)に加盟しているか
FDICは連邦政府の機関で、加盟している銀行ならば、万一銀行が倒産した場合でも口座当たり10万ドルまでが保証される。
2)学校やオフィス、住まいの近くに支店があるか
特にATMを頻繁に利用する人は、近くに支店があれば便利。普通、口座がない銀行でATMを利用して現金を引き出す場合、1回につき50セント〜2ドル程度の手数料がかかる。
3)月平均最低預金残高と口座維持費はいくらか
アメリカの銀行では、月平均最低預金残高が決められており、残高が一定額を下回る場合は毎月口座維持費を支払うのが普通。しかし、中には最低残高を設けない銀行もある。
4)国際間の送金に対応できるか
特に留学生の場合、日米間の送金が頻繁になるが、国際間の送金には意外とトラブルが多い。トラブルを回避するため、できれば国際部門のある銀行、または日系の銀行を選ぶのも一つの手。
■口座の種類と特徴
それぞれの口座の特徴を知り、賢くお金を管理しよう。
| チェッキング・アカウント (Checking Account) |
| 日本では、電気やガス、家賃、クレジットカードなどの支払いは自動引き落としが一般的だが、アメリカでは毎月送られてくる請求書にパーソナル・チェック(小切手)を返送して支払うのが一般的。小切手を書く習慣がない日本人にはピンと来ないが、アメリカではパーソナル・チェックは生活必需品だ。そのため、初めての銀行口座は、必ずパーソナル・チェックが利用できる口座でなくてはいけない。パーソナル・チェックが使える口座は、チェッキング・アカウントと呼ばれる。チェッキング・アカウントには、一定の残高に応じて利息(Interest)が付く口座と利息が付かない口座があり、それぞれの手数料や月平均最低預金残高が違う。 |
| セービング・アカウント (Saving Account) |
| 預金に対して多少利息が付く普通預金口座。預金の出し入れは自由。チェッキング・アカウントとの間でも自由に預金を移動できるので、留学資金、生活資金としてまとまった額のお金をもってきている場合、チェッキング・アカウント開設と同時にセービング・アカウントも作り、生活費はチェッキング・アカウント、その他はセービング・アカウントに入れてお金を管理するのもよい。利息は市場金利に連動して決定され、日ごとの複利計算で月ごとに口座に払い込まれる。 |
| CD (Certificate of Deposit) |
| 一定期間預ける代わりに高い利息が付く定期預金口座。ほとんどの銀行が90日、180日、365日の満期で用意している。各銀行により金利は異なるので、いろいろと調べてから選ぶとよい。開設日の金利が適用されるので、今後金利が下がりそうだと考えられる時は長期のものを選ぶのがお得。ただし、満期以前に解約すると違約金を取られるので、口座開設は慎重に。 |
■口座開設に必要なもの
口座を開設するには、ソーシャル・セキュリティ・ナンバー、身分証明証(パスポート、運転免許証など)、それから現住所を確認できる書類(公共料金の請求書など)が必要。必要なものが用意できたら、預金用の現金、またはトラベラーズチェックを持って各支店の窓口へ行く。チェッキング・アカウントを開設すると、その場で仮のチェックブックが渡され、その日から使用可能。後日、名前、住所が記入されたチェックブックとATMカード(キャッシュカード)が郵送されてくる。
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