コミュニティーインフォ
1989年渡米。NYU英語コース、パーソンズスクールオブデザインを経て、現在はフリーランスのグラフィックデザイナーとして活動中。2002年9月に初の著書となる『笑うニューヨークDELUXE』を講談社文庫より出版。今年5月には第二弾となる『笑うニューヨークDYNAMITES』を上梓し、出版記念サイン会を日本にて行った。 現在、愛犬のシベリアンハスキーの「チョビ」(コミック『動物のお医者さん』好きか?)と二人暮らし。何でも「チョビ」のほうが男の子にモテモテなのが口惜しいとのこと。
<vol.16> 『 シングルズ・パーティー潜入記・後日談2 』

「一度会ってみてからどっちが好きか決めようと思ってるんだよ。だから今週マン
ハッタンまで出ていってあげるけど、どうだい?」
 ……、出てきてくださるわけね……わざわざね……。
 「ちょっと今忙しいので明日もう一度電話するよ。じゃあね」
 お、おいこら……。
 言いたい放題言って勝手に電話を切ったニワトリ。何だったんだ一体……。Iちゃ
んに電話してみようかとも思ったんだけど、Iちゃんの真意もわからないし……。も
しかしたらのもしかしたで、ニワトリのことをすごく気に入ったのかもしれない可能
性も全然全く無いってわけでもないかもしれないし(ほとんどあり得ないけどさ)。
余計なこと言って、ジャマしても悪いしなあ。私はニワトリからたとえ電話がまたか
かってきたとしても、完全無視しよう。うんそうだ。それがいい。
 と、いうことで本当にアホみたいに(頼みもしないのに)翌日電話してきたニワト
リ。アホ丸出しのニワトリ声で『ヘーイ! イッツミー!』
 イッツミーとか言うな。知らんぞお前なんか。
 『今週マンハッタンに行くよ。僕に会いたければ電話してきなさーい』
 会いたくなーい、会いたくなーい!

 

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