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リベンジ人生道場2 第三十七回

同級生や職場の同僚、メル友も含めて友達はたくさんいます。でも、本当に信頼できる親友が何人いるんだろうって、時々寂しくなるんです。(25歳・OL)

最近、日本のあるテレビ番組でちょっと面白い実験をやってたんだよね。いろいろな年代の人に、「親友が何人いるか」と聞くんだけど、若いコたちは十人とかって答えるんです。そこで、あるコギャルが親友としてあげた相手のところへ行って、逆に「親友は誰か」を聞いたら、そのコの名前を挙げた人が一人しかいなかったんだよ。スゴイ思い込みだよね。仲が良ければ、みんな親友だと思ってるんだもん。いつも一緒にベタベタしてるから? 親に言えないことも話せるメル友? そんなのただの知り合いじゃないの。それを親友だと勘違いするから、虚しくなるんだよ。
一年間会ってなくてもいいんです。本当に困ったときに、何も言わなくても手を貸してくれる。そういう人だけが、『親友』と呼べるんだと思う。僕がとてもお世話になっている今野由梨さんという女性がいます。彼女は女性創業社長の草分けで、ニューメディア・ビジネスのパイオニアとしても知られている人。つい先日、今野さんとその友人の方たちにお会いする機会があった。そのなかで、神津島に住んでいる方がこんなエピソードを聞かせてくれてね。以前、神津島で災害があったとき、お願いしたわけでもないのに、今野さんが食料や衣類を送ってくれたんだそうです。そのとき、「彼女こそ本当の親友だと思った」とシミジミ言うんだよね。「私も戦争で家を焼かれたんです。その気持ちがわかるから、そうしただけよ」って、今野さんはサラッと言うんだ。感動したよ。
親友を挙げろと言われたら、僕も2人しか答えられないよ。「本当に困ったらなんでも言って。力になるから」って信じ合える人はね。そんな人と、短い人生のなかで何人も巡り会えないって。

(初出:週刊SPA!)




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