コミュニティーインフォ
リベンジ人生道場2 第四回
Q:取引先とトラブって激怒させていまいました。上司は「とにかく謝れ」って言うんだけど、ミスしたのは向こうなんです。どうすべきでしょう?(28歳・会社員・男)

A:トラブルとか喧嘩は、僕にとって得意中の得意分野! ひ弱なエリートとは揉まれ方が違うからね。相手の土俵に乗っちゃダメなんだよ。向こうのペース、向こうの論理で戦ったら不利じゃないですか。ウチの会社で以前こんなことがあった。ある取引先が「詐欺だ! カネ返せ!」と怒鳴り込んで来たんだ。先方が期待していた事業をウチがなかなか始めなかったことに激怒したみたい。でも、ビジネスはタイミングでしょ。始める時期ってものがある。ほっとけ、って言ったんです。なにも悪いことしてないんだから。なのに、ある社員がビビって謝りに行っちゃって。怒鳴られて震えあがって、拇印まで押してきちゃったんだよ。うわマズイと思って、僕がバトンを
引き継いだんです。相手が激怒してる時のセオリーはね、スットボケること。反論もしない。向こうはとにかく怒りを吐き出したいんですよ。で、怒り疲れるまで待つ。

そのときも僕は先方が怒鳴ってる間中、ずっと黙ってた。証拠としてメモを取りながらね。先方は「訴えるぞ!」と言うから、「どうぞ」って、冷静に言い返したよ。「もし裁判で『この件でなにか不利益がありましたか』と聞かれたら、なんて答えるんですか」ってね。こっちは訴訟大国アメリカで揉まれてきたからね。なめてもらっちゃ困るよ。結局、数日後に相手が謝罪してきて、今じゃ仲良しよ。先方は、僕と同じ下町の人だから、カッとしただけ。下町気質なんか十分わかってたんだ。

  もう一つの喧嘩のセオリーは、相手が怒る前に謝り倒すこと。「すいません、すいません」としつこく謝るの。すると相手はめんどうになって、「もういいよ、帰れ」と言うんだよ。ま、練習だと思って、せいぜい喧嘩の場数を踏むといいよ。(初出:週刊SPA!)


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